【お仕事】SB新書『犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉』のカバーイラストを描きました。

お仕事報告

お仕事の概要

SB新書『犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉』
出口保行 著
出版社:SBクリエイティブ
発売日:2022/8/6
デザイン:杉山健太郎

カバー用のイラスト1点を制作しました。

Webイラ通に掲載してあったサンプルを見て、お問い合わせいただきました。

SBクリエイティブさんといえば、発達障害の本もたくさん出されているので、あまり本を読まない我が家の本棚にも、SB新書あります!

しかも、その内の1冊は、息子の発達障害が分かって、「何から理解したら良いのやら・・・」と、不安な中、とりあえず書店に向かい手に取った本、本田秀夫さんの『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』。不思議なご縁だな〜と思いました。

お問い合わせ頂いた段階から、編集者の方のイメージが明確であったため、そのイメージに近づけるように描きました。

ラフ提出まで1日、ラフ修正に1日、清書に2日。ご依頼から納品まで7日。
制作ツールは、ペン、水彩、Photoshop。
水彩紙にペンと水彩で描き、Photoshopで修正して、データ納品しました。

本の感想

発売日の1週間前ぐらいに見本を届けていただいたので、早速読んでみました。

育児に自信がないどころか、若干トラウマがある私としては、読むのが怖かったです。
帯に書いてある、「危ない一言」の例のうち、「みんなと仲良く」以外の四つも、我が子に言ったことがあるので!

タイトルも表紙のデザインも、家庭向けの育児本にしては、ちょっと不気味な?
ホラー入っている感じになっているので、余計に怖かったですね。

私

読んだら傷つきそうだな・・・

などと思いながらも、初めてカバーを描かせて頂いた本。
読まないわけにはいかない・・・と恐る恐るページをめくりました。

全部読んだ感想。

表紙のイメージと正反対の、「失敗してもやり直せる。こうしたら大丈夫。」の例がたくさん詰まった優しい育児の本でした。

犯罪者の例が載っているため、見出しから恐ろしい言葉が並ぶ(刑務所化、拡大自殺など)のですが、読んでいて全く刺激的に感じないし、「私の育児を責められている・・・」というような、切ない気持ちにもなりませんでした。

最初は、理想や希望を持ってはじめた育児も、「こんなはずじゃなかった・・・」の連続で、そのうち疲れ果て、「本人が幸せに生きていてくれれば・・・人様に迷惑をかけるような子になりさえしなければ・・・」という気持ちになることもあると思うのです。

「モンテッソーリ」とか「賢い子に、成功する子に・・・」とか、そういうプラスアルファの、意識高い育児本を読む元気がない私でも、「これは気をつけよう・・・」と思えることが見つかる本でした。

「きれいごと教育の問題点」のところでは深く頷き、「子どもに向き合っていることが大事」のところでは、優しいお言葉に涙が出ました。

子どもの心だけでなく、親の心にも配慮されて書かれている気がしました。

まとめ

小さなイラスト1点を描くお仕事でしたが、初めてカバーに使われるということで、少し緊張しました。

本を1冊出すのに、色々な人の仕事が集まって出来上がるのだな〜と知れて、とても面白かったです。

発売になったら、久しぶりに本屋さんに行って、並んでいるところを見てみたいと思います。

またいつか、こんなお仕事に巡り合えるように、その時は、良いイラストが描けるように、日々精進していきたいと思います。

この度は、ご依頼いただきありがとうございました。

こんどうしず

イラストレーター
主にペンと透明水彩を使って、穏やかなイラストレーションを制作します。
猫、日本的なもの、みかんが好き。

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